教師力向上への道。アラフォー教師の徒然日記

30代後半の小学校教員。学びやこれまでの実践の振り返りを綴っていきます。

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学級だよりへの道パート2

一人ひとりを紹介すること

今回は,「一人ひとりを紹介する」上で自分自身が心掛けていること・良さとして感じていることについて,これまで先輩方や子どもたち,保護者の方からいただいた言葉と共に紹介します。

①新年度3号以内に全ての子どもを学級だよりに載せなさい

 サークルの先輩から10年以上前にいただいた言葉。それ以来,年度・学期はじめの3号以内に,全員の名前を一人ひとりのキラリと光る活動や,ありがたいと感じた姿と共に掲載しています。昨年度を見てみると

・校長先生から呼ばれ子どもたちの前に立ちました。最初に目に飛び込んできたのはAさん,Nさんの笑顔。この素敵な笑顔に緊張も解けほっとします。

・6年生の位置まで移動しようとすると「どっちまで下がるんですか?」とMさんから質問。質問できる。これもうれしい。自分で考えながら行動している証拠です。

・Bさんが私の名前を答えます。友だちが当てられる中,ずっと手を挙げ続けてくれたことに感謝。

このように書いています。この時は20号(4/22発行)までに5周目(全員の名前を掲載して1周)に入っています。配ると自分の名前を見つけてすぐに読みだす子どもたち。子どもたちは「自分の名前」が大好きです。子どもの名前を一気に紹介することで「配られた瞬間に学級だよりを見るクセ」がつくのかもしれません。このころには家庭訪問が実施されます。学級だよりが話題に挙がることも多く,保護者の方々との会話が弾みます。

②せめて少し変えてほしかったなあ・・・

 5年前,一人ひとりのキラリと光る姿を紹介した号を配ったときのことでした。ある女の子がボソッと「せめて少し変えてほしかったなあ。」とつぶやいたのです。この子と別の子が一緒に作業していた様子を紹介したかった私は,同じ文面を二人に載せていました。それがこの子にとっては嫌だったよう。「せめて」という言葉にその子の気持ちがこもっています。それ以来,全員について一枚で紹介する場合,たとえ同じ場面を取り上げていても,見る視点や価値・意味を変えて紹介するようにしています。よく考えればこれが自然。同じ活動でも,一人ひとりの取り組み方や目的,意味は違います。「目に見えない部分にまでスポットを当てて子どもたちを見ていかなくてはダメだよ」,そう教えてもらった言葉です。

③学級への親近感が増しました

 ある方からいただいた手紙の中にあった言葉です。「(学級だよりでも)度々【子ども達一人ひとりの光る姿】を紹介され,自分の子どもだけでなく,同じクラスの仲間達の素晴らしさをたくさん知ることができ」とも書かれてありました。「子どもたちへ」と考え,書いていた学級だより。それがこのような思いを保護者の方にもっていただける。「自分の子どものことだけしか」という声を聞くこともありますが,もしかすると、学級の子どもたちについて,こちらが知らせる機会を設定していないのかもしれません。保護者の方々は,我が子と共に過ごす学級の子どもたちの様子をもっと知りたいと思われているのかもしれません。「『学級の子どもたち』として見ていただけたら」「学級に今より親近感を持っていただけたら」ちょっぴり欲を出して最近では学級だよりを書いています。

 3つ紹介した時点でかなりの字数になってしまいました。いただいた言葉はまだまだあるのですが,それはまたの機会に。今回はこのあたりで。次回は,「周りの教職員に学級経営を助けてもらう~学級だよりを通じて~」です。