教師力向上への道。アラフォー教師の徒然日記

30代後半の小学校教員。学びやこれまでの実践の振り返りを綴っていきます。

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用語の整理①

学びの整理

 講義で学んだ言葉を忘れないように自分なりに整理してみました

包括的支援モデルと学級満足度

 包括的支援モデルは、石隈(1999)のモデルに「学校」の視点を加え金山(2006)が提案した砂時計モデルのことである。水準、対象、領域、方略の4つの視点からなる。領域は学習、発達支援、キャリアで構成され方略は各水準それぞれに設定される。1次支援は全児童・生徒が対象となり教育課程は楽しい授業・学級づくりにより開発的、予防的な支援を行う。2次支援は、一部の児童・生徒が対象となりピアサポート等チームによる支援が中心となる。3次支援は特定の児童・生徒が対象となり関係機関との連携が支援の中心となる。金山によれば下に子どもが落ちていかないような支援をする必要があるという。その意味で1次支援の方略として挙げられている楽しい授業・学級づくりは学級満足度向上につながり、極めて重要な支援である。学級満足度はルールとリレーションの2つの尺度からなる。両方高い満足型の学級は管理型、なれあい型の学級に比べオーバーアチーバーが増え、アンダーアチーバーが減少する。またいじめの認知件数も満足型の学級では管理型、なれあい型の学級に比べて減少する。つまり学級満足度の上昇は包括的支援モデルの1次支援につながり、子どもたちが下に落ちていくのを防ぐ最大級の支援なのである。包括的支援モデルは、学級満足度を上げる重要性、学校が何にまず取り組むべきなのか教えてくれる。

 

ピアサポート

 ピアサポートとは仲間や同胞が支えあいながら課題を解決していく営みである。サポートされる方は、交流欲求(他者信頼感)→承認欲求(モデル像の構築)→影響力欲求(対人関係スキル)とピアサポートによってスキルを向上させていく。サポートする側は影響力欲求(自己有用観)→承認欲求(向社会性)→影響力スキル(対人関係スキル)とスキルを向上させていく。サポートされる側とサポートする側の三角形が組み合わさり、四角形になっていく。子どもの交流欲求、影響力欲求を満たし、スキルを向上させていくのがピアサポートである。