教師力向上への道。アラフォー教師の徒然日記

30代後半の小学校教員。学びやこれまでの実践の振り返りを綴っていきます。

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一日の物語を紡ぐ パート2

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dutch2017.hatenablog.com

の続きとなる記事です。

学級だより63号(2016年5月下旬)

 国語の時間

 この日は「筆者の主張に具体例を使って意見しよう」。いきなりは難しいので3段落を取り上げ、その要点に対して意見する。M君はこの学習でポイントとなる発言を度々している。「抽象度が高いから・・・」は彼から出たことば。「抽象」「具体」この2つの考え方は国語だけでなく様々な教科でも必要。それが身についている。

 

 要点をおさえた後、「納得できる」とするための具体例を考える。要点と重なる具体例を考えた後は友だちと対話し具体例の具態度を引き上げていく。(写真省略)

 

 子どもたちの対話を見ていると工夫されたメモに出会う。Mさんは質問の内容を短くまとめている。別の人の具体度を引き上げるために使うことができる。Kさんは色を変えてメモしていた。友だちによって自分の考えの具体度がどのように上がったのが一目瞭然だ。このような工夫は周りに広がる。周りのメモ力を高めることができる。本当にありがたい姿だ。

給食の時間

 給食中もキラリと光る姿があった。運搬のため当番について給食室へ。牛乳が入っている冷蔵庫の前でIさんが立ち止まっている。一人足りないようだ。私がもつと「ありがとうございます。」と。確実に運ばれるのを確認する、そして感謝の言葉が自然に出る。こちらの心が「ありがとう」といいたいくらいうれしくなる。食事が終わり片付け。牛乳瓶を入れる箱が傾いていた。N君が当たり前のようにそれを整えていた。箱にはすでにいくつか牛乳瓶が入っている。そこに気づき、スッと整えられる目、素晴らしいと思う。ありがとう。椅子に座り給食台の方を見てみると丁度Cさんが食器を片付けていた。食器は3枚。重ねるたびに・・・音がしない。「ガシャ」「カシャ」がない。そこには丁寧さがあった。細かいところに気を配ってくれてありがとう。

昼休みの時間

 昼休み。O君とY君、S君が組み体操の練習にオープンスペースに集まっていた。2人組みでできなかった技があったからだ。一つだけ完成しない。3人が支えあい、声をかけあい・・・ペアも変えてみた。足を乗せてはすべる。足を乗せてはバランスを崩す。それを繰り返しているうちに「できた!!」の声。3人には満面の笑み。時間を見つけ練習する、何が何でもやりぬく、その気持ちが伝わってうれしかったありがとう。

算数の時間

 算数。グループでの話し合い。のぞきこむように友だちの発言に耳を傾けていたFさんとG君の姿が目に飛び込んだ。良い聞き手は良い話し手を育てるという。2人のような聞き方をしているとグループ全体の話し方のレベルが上がる学んできた聞き方がどんどん自然にできてきている。説明で言うとIさんの説明の仕方が印象的だった。「○○じゃないですか」「・・・ですよね」「だから・・・です。」わずか10数秒の説明に3つの文があった。目線も黒板ではなく聞き手にあった。「伝える」姿であった。Tさんの積極性も目立った。「なぜその答えになるか」理由を発表する場面。手で挙手しながら右手でノートに理由を書いていた。広がってほしい姿だ。

帰りの時間

 帰り。「号令がかけられる人?」と聞く。パパパパパッと手がある。ひと際目に力がこもっていたのはAさん。応援団長だ。「かえりのあいさつをします。」この12文字に気合が入りまくり。号令に力が入るとみんなの声にも張りが出てくる。いい一日の終わりとなった。

 

 運動会を控えた日常の教室。日常の中に運動会の練習を入れ込んでいる私。運動会を控えながらもその中で話し合いの仕方や学び方を細かく細分化しながら入れ込んでいる。物語のような印象的な出来事とは言えないかもしれないけれど、子どもたちの一つ一つの言動や行動が私にとってはドラマチックに見えていたことが今振り返るとよくわかります。

 

 全員の名前が挙がっていないので、おそらくもう1号分くらい続きがありそうな予感。また続きを紹介します。最後までお読みくださりありがとうございました。