教師力向上への道。アラフォー教師の徒然日記

30代後半の小学校教員。学びやこれまでの実践の振り返りを綴っていきます。

にほんブログ村 教育ブログ 小学校教育へ

運動会前の日常~パート4~

 ブログ村ランキングに参加しております。よろしければブログ村のバナークリックをお願いいたします。たくさんの励みをいただいております。(*^。^*)。

dutch2017.hatenablog.com

の続きとなる学級だよりです。

学級だより072号(2016年 5月末)

休み時間のこと

 休み時間、今日ももって来ました、「先生一冊終わりました」の言葉とともに。G君です。差し出す手の先に彼のニコッとうれしそうな笑顔があります。終わったのは国語のノート。書きまくって書きまくって終わらせたノート。彼の中に「書く体力」が確実に養われています。終わったノートと交換するのは証明するカード。それを手にした瞬間も素敵な笑顔。こちらまでうれしくなります。

昼休み~5時間目(社会科)

 昼休み、プロジェクトXのためにタイムスケジュールを書いていたのはO君。「みんなに周知徹底を。」と細かくみんなの動き方をホワイトボードに書き込みます。ここまで書くとは予想以上です。彼の応用力の高さに驚かされます。

f:id:dutch2017:20180528150641j:plain

 5時間目は社会科。午前中2時間体育、どんどん上がる温度。学習環境としては決してよくありません。しかし時間通り始めることができます。みんなが時間を守ってくれているのはもちろんですが、Tさんのおかげも大きいのです。この日もチャイムが鳴り終わったらすぐに号令。身も心も社会科モードになっています。彼女は自学に「社会科が楽しくなってきた」と書いていました。彼女の常日頃の行動が「楽しい」という感情を高めているのだと思います。

 M君は授業中に素敵な姿を見せていました。「・・・つまり・・・」とつまりのあとで詰まってしまったのです。彼の手元にはノートはありません。ノートを見ず、友達の発言から学び、そして自分の考えを表現する。だからこそ出てくる姿です。

 この日は権力をもった貴族の政治によって大きく変化するのは何だろうか、が話題になりました。歴史を見る視点として「政治」「文化」「外国とのつながり」を紹介しました。このいずれかが選択されることになります。S君は私が紹介した貴族の年収から面白い意見を書いていました。

S君の考え

 貴族の政治によって大きく変化するのは文化だ。貴族の給料に目をつける。貴族の給料はすごく多い。お金をもっていると色々な便利な道具や楽器などをつくることができる。こうして便利な道具ができて文化が大きく変化したと考える。

F君も面白い考えを。

 貴族の政治によって大きく変化するのは文化だ。40ページの船に目を付ける。船の上で祭りをしている。貴族たちは文化を楽しんでいるようだ。(だから大きく文化が発展していくと考える。

 

 1人は貴族の給料に、1人は貴族がイラストの中で行っている行動に。違うところに目をつけているけど結論は同じ。2人のように、このような多様な見方考え方ができるというのは〇組の子どもたちの大きな強みです。

同僚から教えてもらったこと

 4年のN先生が教室にこられ、教えてくださいました。

「先生。さきほど新聞紙を階段のしたに運んでいたんですよ。何人かの子が『運ぶ!』と手伝ってくれたんです。『何年何組?』と聞くと『6年〇組』だったのでお伝えにきました。」

 教室の外でもこうやって人のために動ける子がいる。「気づき・考え・実行する」が自分のものになっているなと感じます。

 教室の鉢もいつの間にか草が抜かれ水がかけられています。「何でかな」と思って注意してみたらある女の子がやってくれていました。人に見えないところで、人に見えにくいところで気づき・考え・実行できる、その輪が確実に広がっていっています

今の目から見てみると

 教室外での子どもたちの動きが書かれています。学級の中で、もっと言ってしまえば担任である私の前で向社会的な行動ができるのはある意味予想できる範囲内。私の目が届かないところで、教室外で「学び」がどのように生きているのか。そこへも目を配ろうとしている私。同僚に恵まれ、そのような子どもたちの行動がどんどん入ってきます。学校全体で子どもを育てるとはこのようなところも含んでいるのだと思います。

 

 大人でもフィードバックが無ければ、なかなか行動を持続することができません。子どもだって同じだと思います。フィードバックにより「有用感」を得ることができるとともに、フィードバックによって気づいていなかった自分に気づくこともできます。なおかつ、フィードバックによって外在化されれば、他者に対して広げることもできます。交流分析の世界ではこのようなポジティブなかかわりを「プラスのストローク」と呼んでいます。これから梅雨時期、じめじめし生活に学習に決して過ごしやすい時期とはいえません。また水泳学習も始まり体力的にもきつくなる時期です。子どもたちにプラスのストロークをどんどん発し、「有用感」をたっぷり感じてもらう。

 

 6月に向けての準備が整いつつある5月末の様子です。

  

 最後までお読みくださりありがとうございます。