教師力向上への道。アラフォー教師の徒然日記

30代後半の小学校教員。学びやこれまでの実践の振り返りを綴っていきます。

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音楽の授業の様子をちょっとだけ書いてました。

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 音楽の授業。高学年では音楽専科の先生が担当することが多いのですが、以前勤めた学校では担任が音楽を授業することができました。私結構音楽好きなんです。音楽は合掌でも合奏でも「調整」が必要になってくる、そのように感じています。全力で、大声で、歌ったり奏でたりするものではなく、周りにいる人と呼吸やタイミング、大きさを調整しなくてはなりません。「全体として」を意識する必要性が生まれる教科だと思うのです。そんな好きな音楽ですが、学級だよりに登場する回数は少ないです(笑)。週1時間~2時間しかないから・・・ということにしておきたいと思います(笑)。そんなレアな音楽授業の様子をちょっとだけ紹介します。

 

 

学級だより127号 

音楽室で~「われは海の子」~

 カチャカチャ。音楽が終わったあとの音楽室。整列して教室に向かって歩き始めたはずなのに。ふと奥を見ると・・・椅子をこれでもかというくらい美しく整頓している5人を発見。S、M、N、K、Iです。「きた時よりも美しく」その言葉を行動で表現しています。積む椅子の数も均等になるように。気づく目、行動する身体が光ります。

 さて、今日の音楽。後半「われは海の子」の斉唱を行いました。「力強く」がテーマのこの歌。声の強弱や高低はもちろんですが、表情も大切です。

 見開いた目、縦に開いた口。時折上下、前後に揺れる身体。それらが波の力強さを表現しています。(VTRではないのでお伝えできないのが残念です。)この曲はクレッシェンドとデクレッシェンドが繰り返され、それが寄せては引いていく波の様子をイメージさせます。子供たちもそれに合わせボリュームを上手に絞っていました。

 ちなみに授業の前半は創作リズムのアンサンブル。4つの楽器の音色を考え4人がリズムを奏でます。重なり方を変えたり、順番を変えたり、音量を変えたり、演奏する楽器の数を変えたり。なかなか聴きごたえのある演奏でした。ある班は終わりの2小節になると一気にボリュームを上げ最大の盛り上がりを見せたと同時に演奏終了。聞き手に余韻を持たせる素敵な終わり方でした。昨年も同じような活動をしましたが、さすが6年生。アンサンブルがレベルアップしていました。

ふりかえり

 写真を入れた紙面構成だったので文章は短くなっています。歌う姿は私にとっては「学級の仲間との親密度」を測る目安になっています。4月当初から口を開いて表情豊かに・・・なんて歌える子は少数です。

  • 一生懸命やった自分を周りはどう見るんだろう
  • 一生懸命歌うってはずかしい
  • 笑われたらどうしよう

小学生でも相手の心を読みまくります。これに対して担任はどうするか。

  • 一生懸命やらない方が恥ずかしい

と声をかけることもあるでしょう。よっぽどのカリスマ性をもった教師であればこの方法もありです。しかし前をちょこっと書きましたが直接的な方略の効果はあまり持続しません。

 以前も書きましたが限界質量を超える程度の「表情豊かに」歌える子が出てくるよう環境を整えていけばいい、そのように感じます。これは音楽の授業だけでできるものではありません(私は)。基本的には「音読」と「日々の挨拶」と連動しています。つまり、日常的な「声を出す場面」を連携させ「音読」も「挨拶」もそして「音楽での合唱」も同時に環境設定をしていきます。教室内で大声で叫ぶ体験もしますし、どこまで声が届くかコンテストもしますし、速読のトレーニングもしますし、人と合わせるゲームもします。もちろん状況に合わせて声の出し方、表情に変化をつける作業にも取り組んでもらいます。当然ですが初期のころは私が一番大げさに表情をつくり、声をだし、子どもたち以上に雰囲気をつくります。

 そうしていくと一人、また一人と限界質量に近付いていき、ある時をこえると一気に100%近くの子どもたちに広がります。

 つまり、口を開き、表情豊かに歌える子が増ているということは「声を出してもいい空気」「声を出せる環境」が学級内に整ってきている証拠。すなわち「親密度」を測るバロメーターとして見ているのです。

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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