教師力向上への道。アラフォー教師の徒然日記

30代後半の小学校教員。学びやこれまでの実践の振り返りを綴っていきます。

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社会科で戦後の復興を考える~東京オリンピックから~

 

聖火リレー最終走者

 

 1964年、東京オリンピックが開催されました。このとき、最終聖火ランナーとなったのは坂井義則さん19歳。1945年8月6日生まれ。広島に原子爆弾が投下されたまさにその日に広島で誕生された方です。

 東京オリンピックは日本の戦後の復興を象徴しているといわれています。坂井さんが聖火をもって走り、聖火台にともすまでの3分間。(生前「人生最高の3分間だった」と語っておられるので)それは日本が焼け野原から復興していく歩みそのものでもあります。

 そこで歴史分野の最後になる単元「新しい日本、平和な日本へ」。

という課題を設定し学習を進めることにしました。(実際の東京オリンピックでも坂井さんの足取りに合わせ実況アナウンスが流れています。)終戦前後~復興~東京オリンピック、この間を実況アナウンスにまとめます。ただアナウンスを考えればよいわけではありません。

  • それぞれの時期を代表する出来事・事実は何か
  • それらはどのようなものであったのか
  • それらによって日本はどうなったのか
  • それらをどのように国内に、世界にアピールするか

資料活用能力、思考力・判断力・表現力、これまで蓄積してきた力を総動員して取り組む、そのような課題になっていると考えています。

 下記は今日学習した部分でAさんが書いた実況アナウンスです。

 最終ランナーは坂井義則。1945年8月6日生まれ。坂井が生まれた日、広島に恐ろしい原子爆弾が落とされました。「ピカッ」とまるで大きな雷のような光が空を包み、一瞬にして十数万人の人々がなくなりました。広島の街は一瞬にして焼け野原に姿を変えました。前年の1944年には東京大空襲がおきました。栄えていた東京は炎に包まれ高いビルも跡形もなくなりました。後に残ったのはチリの山と人々の悲しみだけでした。広島・長崎に原爆が落ちてまもなく、1945年8月15日、日本はついに降伏し15年にもわたった戦争は幕を閉じました。日本の人々は家もなく食料もなく日々の生活に欠かせないものをすべて失い、ゼロからのスタートでした

ふりかえり

 歴史分野の最後の単元は1つの学習問題で単元を構成しました。現実践はどこかでされていたのだと思いますが、6年生を担任した時には必ずやっている実践です。最後はランナーの動きに合わせて実況中継を実際に行います。昭和の時代は現代につながるとても重要な時代でありながらあまり時間をかけてされている印象がありません。学期末に重なるためさささっと教科書をなぞって終わり・・・そんな授業もあるのかもしれません。限られた時間で学習内容も保障する、そのためには大きな学習問題のもと、子どもたちがグループで、個人で取り組む活動を中心に設定する方がよいかと経験上思っています。最終的にどのような実況中継が出来上がるか、また書きたいと思います。

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。